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こんにちは。

上田動物病院の山下です。

６月１日に加東健康福祉事務所管内に住む２０代男性が重症熱性血小板減少症候群（ＳＦＴＳ）に感染したと発表がありました。

以下が記事になります。

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20代男性がマダニ感染症で入院　兵庫県で本年度３例目　山や草むら入らず、感染経路は不明 | 総合 | 神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)

加東健康福祉事務所の管轄地域は「西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町」になります。

かなり当院の近い地域で発生しています。

重症熱性血小板減少症候群（ＳＦＴＳ）に感染すると、主に発熱や嘔吐、下痢などの症状が出るといい、致死率は１０～３０％と大変危険な病気です。

また、犬や猫の感染も報告されており、致死率は犬で約３０％、猫で約６０～７０％と言われています。

ワンちゃんやネコちゃんにとっても大変危険な病気です。

さらに、ワンちゃんやネコちゃんから人に感染したと疑いのあるケースも出ています。

SFTSに対する特効薬はありません！

唯一の対策はマダニ予防を行うことです！！

ワンちゃん、ネコちゃんそしてご家族の皆さんを守るためにマダニ予防はしっかり行いましょう！！